みなさん、JALマイルでエミレーツ航空にも乗れるってご存知ですか?
我が家はJALマイルは主にクレジットカードのSPGアメックスと、ポイントサイトのモッピーで貯めているのですが、念願叶い夫婦でお盆休みにエミレーツ航空ファーストクラスで香港⇔ドバイに行きました♡
エミレーツのファーストクラスと言えばシャワーやバーラウンジ、というイメージの方も多いと思うのですが、機材がA380という2階建ての大きなタイプに限られた設備なんです。
我が家も往路は機材を重視してA380に搭乗し、その豪華絢爛さを満喫してきました♡
ですが深夜便だった為、食事は朝食だったので、復路は機材がB777の従来型でしたがディナータイムの便を選びました。
本記事では豪華すぎる食事をメインとしたエミレーツ航空B777ファーストクラスをレポートます。
JALマイルで乗れるエミレーツ航空
エミレーツ航空は航空会社のグループ、所謂“アライアンス” には加盟していませんが、独自にJALと提携しています。
JALとエミレーツ航空の提携サービス
〇双方で利用できるサービス | ・特典航空券 ・マイル加算(対象外便あり) |
×双方で利用できないサービス | ・優先搭乗 ・ラウンジ ・FLY ON ポイント積算 ・搭乗回数のカウント |
旅程
今回の旅程は下記となります。
便名 | EK386 |
フライトスケジュール | 18:25ドバイ 発 06:20 香港 着 7時間55分 |
お盆旅行の予約が2カ月前になってしまい、東京からは空きがなかったのですが、香港からは予約し放題でした。
香港⇔ドバイ ファーストクラス往復でかかった費用
JALマイル数 | 120,000マイル |
諸費用 | 24,780円 |
夫婦2人での旅行ですので、上記1人分×2となりました。
エミレーツ航空は燃油サーチャージがお安く、往復で1人16,200円でした。
正にラグジュアリーな体験が出来るのに、かなりお安いですよね♡
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ドバイ国際空港のエミレーツ・ファーストクラス・ラウンジ
世界最高峰と名高いドバイのラウンジは、それはそれは素晴らしかったです♡
エミレーツEK386便 B777 ファーストクラス 搭乗レポート
機材 B777-300ER
ファーストクラスは8席ありますが私たちしかおらず、貸し切り状態でした。
トイレはシャワーはないので普通サイズでした。
VOYAのハンドクリーム、コーム、デンタルキットが用意されています。
ブルガリの香水も♡
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シート
自動ドアで個室になり、もちろん完全フルフラットになる「プライベートスイート」。
シート自体は往路と殆ど同じでしたので、詳しくはこちらの記事をご覧いただければと思います。
座席も往路同様、旦那さんが1Aで私が1Eを指定し、食事時は中央シートがパーテーションが下ろせてカップル席としても使える為、1Fを旦那さんが使用させていただきました。
アメニティは若干A380の方が多かったですがほぼ同じ、往路の写真を一部使い回します。
デスクの引き出しにエミレーツのロゴ入り手帳とボールペン、ドレッサーにバレードのスキンケアコレクションとしてアレルギーフリーの化粧水、アイクリーム、ウェットティッシュ、 スリープオイルとピローミストがセットされています。
パジャマとブルガリのアメニティキット、スリッパ、アイマスクがいただけます♡
トートバッグだけはA380のみとなっており、B777にはないそうです。
なんとパジャマはシアバターとアルガンオイルで保湿加工されており、ブルガリのアメニティは中身も含め、めっちゃテンション上がる素敵なものです。
詳しくはこちらでレポートしています。
勿論ミニバーも完備。冷蔵機能はありませんが、自動で上下させ開閉出来る、気分が上がるやつです♡
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ウェルカムドリンク&スイーツ
B777はA380程乗客がいない= 離陸までの時間にファーストクラス搭乗者にサーブする時間もたっぷりある訳ではないので、多少バタバタされていましたが、流石のおもてなしです。
ウェルカムドリンクはドンペリニヨンロゼ2006。
もう本当に贅沢なんですよね♡
機内では食べ切れない程たっぷりと、高級感溢れるスナックやチョコレートなどが素敵なバスケットでサーブされます。
お菓子は「是非お持ち帰りください」と言ってました。
往路の写真を使い回しちゃいますが、サウジアラビア王室御用達の高級デーツBateel(バティール)も勿論サーブされます。
アラビックコーヒーと共に。
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機内食
では本記事のメインとなる、機内食をご紹介します。
機内食は着陸30分前迄はいつでも好きな時に好きなだけオーダーできます。
メニュー
ドリンクとワインリストは往路と共通でした。
ジュース モクテル ソフトドリンク コーヒー・紅茶
カクテル ビール 蒸溜酒
オレンジジュース グレープフルーツジュース
ほうれん草とフェタチーズのオムレツ コンチネンタルコールドプレート ブレックファストシリアル
カナッペ 鹿肉のグリル クランベリーを添えて
アペタイザー キャビア レンズ豆のスープ チキンとレモングラスのコンソメスープ アラビア風前菜 牛ヒレ肉のグリル サーモンタルト 季節のサラダ
メイン 仔牛ほほ肉の蒸し煮 スイートサワーチキン 海老のアラビア風炊き込みご飯 ワイルドマッシュルームとリコッタチーズのラビオリ 白身魚のコリアンダーペーストソース パプリカを添えて
サイドディッシュ ハーブマッシュポテト ブロッコリーとハニーローストパンプキン ほうれん草のガーリック炒め バスマティライス
デザート ピスタチオケーキ チョコレートとアプリコットのタルト 季節のフルーツ
チーズ オールドホワイト ブルー・デ・バスク メルルモン ベルトンファームレッドフォックス トムデスペレット ヤラバレーデイリーマリネドフェタ
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ワインリスト
ドンペリニヨン2008
ドンペリニヨンロゼ2006
グロセット ポーリシュヒル リースリング 2017
ジャコンダ エステート ヴィンヤード シャルドネ 2015
クラウディー ベイ ソーヴィニヨン ブラン 2018
サン トーバン ラ ピュセル ブラン 2017
シャトー レオヴィル ラス カーズ 1998
マウントメアリー クインテット 2013
サヴァテッレ シラーズ
シャトー ラ フルール 2010
タパナッパ フォギーヒル ポイント ノアール 2016
ヴァン ド コンスタンス クライン コンスタンシア 2013
グラハム トゥニー ポート 40年
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ディナー
お酒がイケる口の旦那さんは赤ワインのシャトー レオヴィル ラス カーズ 1998を。
CAさん曰くとても良いワインとのこと、記事を書くので調べてみるとお値段なんと5万円ほど!
1998年ものは評価が良いそう。
私はお酒が弱いので、この旅で好きになったモヒートのモクテルをオーダー。
まずはサテーなど見た目も上品なアペリティフがサーブされました。
量的に多すぎると思い、私はパスし旦那さんとシェアしました。
美しいテーブルセッティング。機上でありながら、もはやレストランですね。
バターはファーストクラスラウンジでもサーブされる、フランスのイズニーとなんとも贅沢♡
アペダイザーは二人ともキャビアをいただきました。
ガーニッシュはトラディショナルなタイプでブリニ、卵のすりおろし、玉ねぎのみじん切り、サワークリーム、レモン。
レモンは種が出ないよう、ガーゼに包んでサーブされる繊細さ。
私キャビア大好きなので、めっちゃ美味しかったです♡
そのまま味わうもよし、ブリニに乗せてサワークリームといただくのもお気に入りです。
せっかく素敵なワインを開けていただいたので、私もキャビアと一緒にいただきました。
特にワインは苦手なんですが、シャトー レオヴィル ラス カーズは深い味わいながら雑味がなく、マイルドささえ感じる飲み口で、すっかり好きになってしまいました♡
と言ってもそうそう飲める機会はありません(^^)。
その他レンズ豆のスープと季節のサラダも2人ともオーダー。
このままでもコクがあって十分美味しいのですが、レモンも合うといってサーブいただき、試したところ味がしまってこれがまた美味!
以来ポタージュにはレモンを絞るようになりました、エミレーツで覚えた味ですね。
サラダはフレッシュで美味しかったのですが量が多くて、シェアでも良かったかも。
ラウンジでステーキをいただいたのでオーダーしませんでしたが、アペタイザーには牛ヒレ肉のグリルもあり、本当に豪華。
旦那さんはメインにスイートサワーチキンを。
添えられたライスがすすむ、クセになるお味。
私はメインにワイルドマッシュルームとリコッタチーズのラビオリを。
これがクリーミー、かつ挽肉と茸の旨味が詰まってめちゃめちゃ美味しかったです♡
旦那さんのデザートは季節のフルーツ。
私のデザートはピスタチオのケーキを。
思ったのとはちょっと違いましたが、サバランみたいな大人のお味で美味でした。
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朝食
ディナーの後はフルフラットで快適な睡眠が取れ、離陸の1時間半前に朝食をいただきました。
ただお腹がそこまで減っておらず、朝食メニュー以外からオーダー。
旦那さんはオレンジジュースとヨーグルト、季節のフルーツを。
フルーツはディナー時とは盛り付けが異なり、きめ細やかさを感じます。
私はチーズを見繕っていただきました。
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おわりに
従来型のB777のフライトはやはりA380に比べるとエンターテインメント性は和らぐかもしれませんが、アットホームさが増すと感じました。
ファーストクラスに私たち夫婦しかいないのに、CAさんが専属で2人いらして、記念に写真をバンバンとって下さったりと、とても親切でした。
丁度香港のデモがあったのですが、それもそうだが台風情報にも注視した方が良い、などとアドバイスもいただきました。
機内食は滅多に味わえない贅沢さで、旦那さんはドンペリやシャトー レオヴィル ラス カーズを飲んでしまうと、普段飲んでるもの薄く感じて困ると言ってました(笑)。
またぜひ搭乗したい、素敵なフライトでした♡
エミレーツ航空のファーストクラスは、JALマイルの提携航空会社特典航空券だと少ないマイル数となっており、予約も取りやすかったです。
ファーストクラスのフライト自体が多いので、日本発着で空きがなくても、近隣国で探せるメリットもあり、所謂JALマイルで予約出来るスイートスポットみたいです。
JALマイルはポイントサイトですと、月1回となりますが実質80%と唯一モッピーが高レートで交換することが可能です。
JALマイラーならマストなポイントサイトかと思います、まだ登録していない方はぜひ♡
クレジットカードですとJALカードよりマイル交換レートが高いSPGアメックスがおすすめです!
約40社の航空会社に最大100円=1.25マイルで交換することができ、ポイントはマイルだけでなくホテルの無料宿泊にも使えます♡
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今回のドバイ・香港旅行は、プチプライスで大変ラグジュアリーな旅が実現しました!
ドバイ1,2泊目は高級レストランでの3食と砂漠でのアクティビティが宿泊費に含まれる、アルマハ ラグジュアリーコレクション・デザートリゾート&スパ ドバイにポイントで無料宿泊しました。
リッツカールトンドバイもポイント宿泊にも関わらず、エミレーツスイートと称した素晴らしいプレジデンシャルスイートにアップグレードしていただけました♡
マリオットインターナショナル傘下ですが、ボンヴォイ不参加のブルガリ リゾート ドバイでは、アーリーチェックインや客室アップグレードがあり、ボンヴォイ上級会員である事を考慮いただけた印象でした。
ポイント無料宿泊や最安値の客室の予約でも、2名分の朝食とエグゼクティブクラブラウンジのアクセス特典が付き、スイートルームにアップグレードされる可能性がある、プラチナエリートに興味がある方はこちら。
https://www.miletraveling.tokyo/entry/marriott-bonvoy-platinum-challenge/
2019年お盆ドバイ・香港旅行記