アメリカの渡航にはESTA(電子渡航認証)を取得することが義務付けられています。
渡米、もちろんハワイ旅行でも必要となるESTA(エスタ)。
グアムは滞在日時が最大45日まではグアム-北マリアナ諸島連邦ビザ免除プログラムが適用されますが、やはりESTAを申請した方がスムーズとの情報です。
申請は一見難しそうなので、有料の申請代行サービスもありますが費用が高くかっかてしまいます。
ですがESTA公式サイトから自分で申請すると安く済み、やってみると意外と簡単です。
ページ表示は日本語に変更でき、入力は英語になりますが、英語が苦手な方でも30分位あれば出来ると思います。
私も久しぶりに申請しましたが、難しくなかったです。
本記事ではESTAの申請方法、申請のために準備する物、費用、有効期限をまとめます。
ESTA(エスタ)とは
外国に滞在する際に必要となる「ビザ」ですが、アメリカでは90日以内の短期訪問では免除となります。
代わりに、事前にオンラインで渡航認証を受ける必要があり、これが電子渡航認証システム(ESTA)です。
上述通りグアムは滞在日時が最大45日までであればグアム-北マリアナ諸島連邦ビザ免除プログラムが適用されますが、やはりESTAを申請した方がスムーズとの情報です。
申請は1人1人必要で、子供はもちろん赤ちゃんでも必要です。
以前は即時承認も利用出来たのですが現在は不可、米国当局は渡米日の72時間以上前に申請をすることを強く呼びかけています。
ESTAの申請は米国国土安全保障省が運営している公式サイトで行います。
有効期限 | 2年間 |
費用 | 1人当たり21米ドル |
支払方法 | PayPal クレジットカード(マスターカード、ビザ、アメリカンエキスプレス、ディスカバー、JCB、ダイナースクラブのみ) |
備考 | 2年以内にパスポートの期限が切れる場合、パスポートの有効期限日をもってESTAも無効となります。 |
ESTA申請代行サイトに注意!
『ESTA申請』などと検索すると、公式ではなく申請代行会社も沢山表示されます。
代行をお願いしたい方には便利だと思いますが、手数料が高い印象です。
一見ESTA公式サイトに見えるものもありますので、ご注意下さい。
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ESTAの申請方法
準備する物
パスポート
パスポートの画像(gif, png, jpg, ,jpeg)スマホ撮影でOK
勤務先の住所と電話番号(在職中の場合)
緊急連絡先(親族など)の電話番号とメールアドレス
アメリカでの宿泊先(ホテルなど)の住所と電話番号
クレジットカード(PayPalでも可)
申請でパスポートの画像をアップロードするので、予め用意しておくと便利です。スマホ撮影でOK。
ESTAは個人申請またはグループ申請が可能
グループ申請は最大50名まで行え、一緒に渡航する必要はなく、別々に旅行してもOKです。
ですので一緒に旅行する家族がいる場合、グループ申請が便利です。
ですがグループ申請は決済がいっぺんに済む位で、手間はさほど減らない印象でしたので、個人申請でもどちらでも良いかとは思います。
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ESTAを自分で申請する
今回は旦那さんと私の2人分をグループ申請します。
個人の場合はstep.4〜7がありません。
あとは1人分を入力するだけですので、さほど変わりません。
step.1
ESTA公式サイトにアクセスし、言語選択のプルダウンから日本語を選ぶ
step.2
新規に申請を作成するをクリックし、ブルダウンから個人かグループを選びクリック
step.3
セキュリティに関する通告を読み確認して続行をクリック
step.4
日本語で表示されていても申請は英語で行います
18歳以上の代表者を決め、グループ申請の連絡担当者欄にアルファベットで姓名を入力し、プルダウンから生年月日を選び(日、月、年の順)、メールアドレスを入力し、操作の続行をクリック
※アルファベットはメールアドレス含め全て大文字で入力されますが問題ありませんstep.5
コードを送るをクリック
step.6
入力したメールアドレスに送られてきた件名「Validate Email Address with 4 Digit Code」のメールに記載されたコードをコピーし、コード入力欄にペースト、コードを送信するクリック
step.7
新規の申請者を追加をクリック
step.8
はいを選択し、次へをクリック
step.9
旅券をアップロードをクリック
step.10
操作の継続をクリック
step.11
該当するアップロード方法をクリックし、まず代表者の分をアップロードする
※パスポートの写真は予め用意した方が楽だと思いますstep.12
ポップアップの申請への追加をクリック
step.13
パスポートの情報が入力されており、空欄があれば入力、メールアドレスを入力し次へをクリック
出生した市区町村名(例:TOKYOもしくはSHIBUYA等都道府県名や市区名どちらでも可、分からなければUNKNOWN)を入力
出生国はプルダウンから該当(JAPAN等)を選ぶ
今現在、あなたはどこか他の国の市民あるいは国民ですか?とこれまでにどこか他の国の市民または国民だったことはありますか?のプルダウンから該当(通常はいいえ)を選び、はいなら必要事項を入力step.14
ポップアップの内容を確認し、あっていれば確認して続行を繰り返す
※パスポート情報とあっているか注意深く確認して下さいstep.15
コードを送信するクリック
step.16
入力したメールアドレスに送られてきた件名「Validate Email Address with 4 Digit Code」のメールに記載されたコードをコピーし、コード入力欄にペースト、コードを送信するクリック
step.17
個人情報を入力または選択する
他の名前または別称を通用していますか?とどこか他の国から、これまでに渡航用のパスポートまたは国家身分証明書を発給されたことはありますか?のプルダウンから該当(通常はいいえ)を選び、はいなら必要項目を入力
住所を入力(例は〇○町1-3-5-123号室の場合)
市区町村に市名か区名を、州/都道府県/地方に都道府県名を入力、国をプルダウンから選択
電話のタイプと国番号+電話をプルダウンから選択、右隣の枠に0を抜かした番号(090~なら90~)を入力step.18
ソーシャルメディアの回答はオプション(我が家は未回答)
GEメンバーシップで該当(通常はいいえ)を選び、両親の姓名を入力・もしご両親が離婚されていたりご存命でなくても名前を入力
・名前が分からなければ姓名ともUNKNOWNと入力step.19
勤務先情報を入力し次へをクリック
A.在職中
現在または過去に勤務経験がありますか?ではいを選択
役職名は未記入でOK
雇用主名、住所、市区町村、州/都道府県/地方を入力
国、国番号+電話のプルダウンから該当を選択し、右枠に0を抜かした電話番号を入力B.主婦もしくは主夫、学生
現在または過去に勤務経験がありますか?ではいを選択
役職名は未記入でOK
雇用主名に学生はSTUDENT、主夫もしくは主婦はHOMEWORKERと入力
住所、市区町村、州/都道府県/地方にUNKNOWNと入力
国、国番号+電話のプルダウンから該当を選択し、電話番号を入力C.未就学児
現在または過去に勤務経験がありますか?でいいえを選択
step.20
渡航情報の入力で米国への渡航目的は、他国へ乗り継ぐためですか?で該当を選択
いいえの場合は宿泊先のホテル等の情報を入力
上に〜滞在中の住所と同じですか。のはいを選択step.21
米国内および米国以外の緊急連絡先情報に親族等の情報を入力し次へをクリック
step.22
適格性に関する質問を確認し、問題なければ全ていいえを選択
step.23
権利の放棄の内容を確認しボックスにチェックを入れ、次へをクリック
step.24
あなたの申請内容の確認で全てのタブで内容を確認し、確認して続行を全てクリック
step.25
パスポート番号と姓を入力し、国籍と生年月日をプルダウンから選択、次へクリック
これで1人分の入力が完了です、次の申請者分を作業します
step.26
新規の申請を追加をクリック
後のステップは1番目の申請者と同じ、全員分作業する
step.27
免責事項のボックスをチェックし今すぐ支払うをクリック
step.28
支払方法を選び続行をクリック
step.29
クレジットカード情報と住所を入力または選択し、続行クリック
step.30
内容を確認し、ボックスをチェックし、続行をクリック
お疲れ様でした。これでESTA申請が終了しました♡
申請番号はメールされてきますが、念のためダウンロードか、印刷しておくと安心です。
特にダウンロードしておくと申請番号やパスポート番号がコピペできるので、申請の確認をする時が楽だと思います。
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ESTAが承認されたかステータスの確認
時間帯にもよると思うのですが、私は30分程で承認されていました。
件名「ESTA Status Change」のメールが来るので、承認されたか確認します。
メールが届いていなくても、ある程度時間が経ったら試してみても良いと思います。
グループ申請を例に確認してみます。
step.1
ESTAのステータス確認をクリックし、個人かグループの該当欄をクリック
step.2
グループID、姓、名、メールアドレスを入力、生年月日をプルダウンで選択、申請の検索をクリック
※グループIDはメールでお知らせが届いていますが、分からなければ自分のグループIDを知りませんから調べられてますstep.3
認証は承認されましたと表示されいればOKです。
念の為ダウンロードとプリントアウトすることをお勧めします。
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おわりに
ESTAは申請する前は難しく見えると思うのですが、やってみると案外簡単だと思います。
自分で申請すれば1人21ドルで済みますし、アメリカに行く方はぜひ!