正直私も驚いています。
それは嬉しい方のびっくりなのですが、以前取った国際線航空券がありまして、なんと搭乗する日付も便も、なんなら座席さえも全く変えずに、差額分の燃油サーチャージが返金されたんです。
おそらくJALのサイト上だけで出来ることで、いつ出来なくなっても不思議ではないのですが、実体験の情報をシェアします。
2019年4月・5月発券分の国際線航空券の燃油サーチャージ大幅値下げ
前期となる2月・3月分と比較したJALのチャートです。
区間 | 2019年2月・3月 | 2019年4月・5月 |
---|---|---|
日本-韓国・極東ロシア | 1,500円 | 300円 |
日本-東アジア(除く韓国) | 4,500円 | 1,500円 |
日本-グアム・フィリピン・パラオ・ベトナム・ロシア | 5,000円 | 2,000円 |
日本-タイ・シンガポール・マレーシア・ロシア | 8,500円 | 3,000円 |
日本-インドネシア・インド・スリランカ・ハワイ | 11,000円 | 4,000円 |
日本-北米・欧州・中東・オセアニア | 17,500円 | 7,000円 |
基本的には燃油サーチャージの差額は返金されない
燃油サーチャージは航空券を発券した時のレートが適用される為、例えば搭乗する日が結構先で、その間に値下げがあっても、差額の返金はありません。
便を変更すると差額が返金されることもある
JAL・ANA共通です。
発券した航空券に関し、便を変更した場合、燃油サーチャージは変更時のレートが適用され、差額があれば払い戻しまたは追加徴収されます。
1つの便で変更があれば、同旅程の全便の燃油サーチャージが差額調整されます。
- 日付や時間変更はもちろん、羽田出発便を成田出発便に変更するだけでもOK!
- 旅程内に国内線が含まれていた場合、国内線を変更するだけでもOK!
何も変更することなく燃油サーチャージの差額が返金された
と上記までは、公式にアナウンスされていることを纏めました。
なので本当に嬉しいびっくりなのですが、私は何も変更することなく、差額が返金されたんです!
JALマイルで予約できる「ワンワールド特典航空券」だった
今回私が差額が返金されたのは、JALマイルで予約でき、無料でスケジュール変更できる「ワンワールド特典航空券」での事象です。
スケジュールを全く変更せずに、変更したことにできた
JALサイトのシステムが変わらないことが前提ですが、これから説明する手法が使える場合、使えない場合は下記となります。
可否 | チケットの種類 | 備考 |
〇 | ワンワールド特典航空券 | 無料で出来る |
〇 | JMB提携航空会社特典航空券 | 無料できる 燃油サーチャージがあり、4月・5月に値下げした航空会社であれば差額が出る為、返金される |
〇 | JAL便の国際線有償航空券 | 出来るが高い変更手数料がかかる |
〇 | 2018年12月3日までに予約したJAL国際線特典航空券 | 無料で出来る |
× | 2018年12月4日以降に予約したJAL国際線特典航空券 | 作業自体ができない |
私はJAL便の国際線有償航空券も持っていますが、燃油サーチャージの返金より変更手数料の方が高いので行っていません。
スポンサーリンク
やり方
では実際に作業した時のフローをご説明します。
ちなみに本記事を公開直前にも確認したところ、現在もこの手法は使えました。

①JALマイレージバンクにログインし、マイルを特典航空券に交換タブで特典航空券の予約確認・変更・取消をクリック。

②燃油サーチャージの差額を返金されたい便にチェックを入れ選択するをクリック。

③画面をスクロールし予約変更するをクリック。

今回はこちらの便が作業できる条件が整っていました。

④作業する便にチェックを入れ変更するをクリック。
この際、日付を変更する必要はありません。

⑤ご自身が予約してるのと同じ便をチェックし変更するをクリック。

実際は何も変更していませんが、変更する手続きが出来るため、差額が表示されています。
今回は旅程の1部の変更作業をしたただけですが、全ての便の差額が表示されています。

スクロールすると、各便の詳細が確認できます。
変更作業を行った便ですが、上記画面通り変更前と便はもちろん座席さえ変わっていません。
念のため日付は消していますが同日です。

⑥画面をスクロールし同意にチェックを入れ次へ進むをクリック。

無事作業が終了しました。
eチケットのエラーと表示されましたが、後で見ると特に問題なかったです。

画面をスクロールすると、払戻額が明記されていました。
支払ったクレジットカードに追って返金されると思われます。
追記:無事JALからクレジットカードに返金がありました♡
スポンサーリンク
まとめ
今回はアジア周遊旅行だったので、さほど大きな額ではありませんが、ちょっとの手間で6千円弱が返金されるとは嬉しいびっくりです!
条件が揃う方は、非常にお得なのでぜひ試してみてください♡
取っている便によっては、かなり返金されると思います。
システムが変更されると、この手法は使えなくなるかもしれません。
勝手な予想ですが、条件が揃うケースが限らていますし、システムは変更されないかなと。
また、同作業が出来る他航空会社サイトも、結構ありそうな気がします。